#ワールドプロレスリング(8月27日放送)
今週はG1に挑んだジュニア戦士・金本浩二を特集。
本来はスーパージュニア優勝者の田中稔が出場権利を得たのだが、「スーパージュニアはG1の予選ではない」と反発。空席となったところに金本が名乗りを上げたという経緯があるのだが、体格のハンデをものともせずに決勝トーナメントまで進出を果たした。
○天山広吉(アナコンダバイス)金本浩二●
結果的に優勝者と初戦を闘った金本。スピードに裏付けされた動きの良さで天山を翻弄するも、最後は体格差に押し切られた。
○金本浩二(アンクルホールド)山本尚史●
相手がヘビー級とはいえ、若手に負けるわけにはいかない金本がバックドロップ以外に今一つ良さを出し切れなかった山本から危なげない勝利。
○金本浩二(ファルコンアロー)真壁刀義●
真壁のラフ&パワーに苦しめられる場面もあったが、体格差を超えてファルコンアローで叩きつけ3カウントを奪った。
△金本浩二(時間切れ引き分け)永田裕志△
引き分け以上なら金本の予選通過が決まる大事な一番。
永田は重い打撃を打ち込み、エクスプロイダーを場外・雪崩式と乱発するも粘る金本から3カウントを奪えない。
金本はアンクルホールドて動きを封じ、ファルコンアローで叩きつけるなど必死に勝機を見いだす。
再度反撃にでた永田の多様な攻撃を耐え抜いた金本が大きな引き分けをつかんで決勝トーナメント進出を決めた。
○小島聡(ラリアート)金本浩二●
ほぼ同じ時期にデビュー(金本が先輩)した両者が立場を大きく、しかししっかりと確立して夏の大一番というまたとない舞台で実現。
小島は金本と闘える嬉しさからか余裕とは違う種類の笑みを浮かべていたが、金本のハードヒットに小島も信頼に基づく遠慮ない攻めで応戦。
金本のムーンサルト、ファルコンアロー、アンクル。小島のエルボー、パワーボムなどが火花を散らす戦いは小島の最後のとっておき・ラリアートで金本を吹き飛ばして勝利をおさめた。
正直、優勝戦進出トーナメントではなく、あらかじめワンマッチとしてカード発表をしていれば、ほかのカード次第も十分に客を呼べたのでは?