残り1周半。いわゆる打鐘で武田の後ろに白戸や佐藤が手島に競りかけ渋滞。それを見てペースを落とした武田のスキを突いて井上が思い切ってカマシ先行。
最終バック。風を切って逃げる…井上―マーク…高木。
離れて武田の後ろを見切きって…白戸―飛びついた…佐藤―切り替えた△佐々木―イン詰まりから立て直した▲市田。
少し間空き完全に踏み遅れた○武田―番手を死守した◎手島―最後までライン守った★諸橋。
4コーナーを回っても後続を引き離した井上高木の逃げ差し勝負。抜きにかかる高木に並ばせずに井上が押し切り堂々の優勝。3着は白戸の番手から抜けた佐藤。
井上昌己といえばオリンピック・チームスプリント銀メダルのなかで一番知名度が低い(パートナーは長塚智広・伏見俊昭)が、この優勝で年末のグランプリの切符を手に入れたので、昨年の加藤慎平のように一気にブレイクするか?
◎手島攻め込まれたうえ後手ラインに回され9着。
○武田実質先行一車の利を生かせず7着。
▲市田直線外から延びるも5着。
△佐々木、白戸と共に地元の声援を受け4着。
★諸橋ライン総壊滅の8着。