＃プロレスリングノア中継（９月１０日放送）
王者・秋山が挑戦者に丸藤を指名。とはいえトライアルマッチを組んですんなりとは挑ませない秋山にたいして丸藤は結果で挑戦権をつかみ取ったこの試合。
現在の日本マット唯一の天才・丸藤が世代をはじめとする秋山の壁をいかに崩し、越えようとするかに武道館の超満員の観客の視線が集まった。
☆ＧＨＣ選手権
○丸藤正道（完璧首固め）秋山準●＊タイトル移動
ゴング直後。両者探るように動く。丸藤に格下感を意外と感じなかった。
丸藤の軽快な動きを止めてから放ったジャンピングニーは一撃の違いがあらわになる。
秋山の足封じにきた丸藤。やはり崩すためには足元からか。
ロープ際にもたれ掛かる秋山に丸藤がダッシュ攻撃ねらうも秋山はショルダースルー。丸藤は場外花道に鈍い音をたてて落下。そのうえ秋山はリング下へのボディスラム。
場外やエプロンサイドで丸藤の繰り出す動きで巧みに攻守逆転。特に場外で見せた２発の不知火は意外性で特にダメージを与えたのでは。
秋山は要所で強烈なヒザ爆弾をぶちあててペースを取り戻すどころか大ダメージを与えるが、丸藤もぎりぎりながら返す。
秋山はこの試合のために解禁したスターネスダスト。一発で決まってもおかしくない技を返したのが勝利につながる道筋となる。
とどめをねらって再びスターネスダスト繰り出そうとしたところを踏みとどまった丸藤が手首を取り下から首を巻き丸め込むと秋山が必死に返すが押さえ込み３カウント。
ついに時代を動かした。
