競輪界のグランドスラム達成者にして、競輪学校名誉教官でもある滝澤正光選手。
先月２７日に引退表面したので既に『選手』ではないのだが、自分が見始めた頃には鈴木誠選手と並ぶ千葉が誇るスーパースター選手として自分の競輪歴最初期の印象として残っています。
バンク内でセレモニーの準備が始まると場内にいたお客さんがホーム側に集まり、まるで記念開催並みの人口密度となった。
入場者数が少なくなったといわれて久しいが、今日は滝澤選手を見んがために客入りが良かったのではと思われる雰囲気はかつての熱気をわずかながら取り戻したような気がします。
セレモニーは滝澤選手が出てくると歓声。挨拶すると拍手。
かつての戦友・吉井秀仁さんとのトークイベントではオールドファンからの食いつきで話して楽しそうな表情をみせていました。
『生涯現役』を貫くと思われた滝澤選手の闘う姿が見られなくなるのはさみしいが、新たな素材を輪界に送り出してくれることに期待したいです。
２９年３ヶ月の現役生活おつかれさまでした。
