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プロレス観戦@リビングアリーナ

全日本プロレスマザー(8月1日)
○ドリー・ファンク・ジュニア&西村修
(スピニング・トーホールド)天龍源一郎渕正信

3月1日に行われたドリー・ファンク・ジュニアの引退試合
正直、ドリーが試合数を減らしていたとはいえ、こんなに長く現役を続けるとは思わなかったが、逆に引退試合をテレビとはいえ見ることができることはある意味の幸せを強く感じる。
あっ!実況が若林健治アナウンサーだ。これは自分と同年代のファンにとっては嬉しいところ。

先発を買ったのはドリーと渕。ゴングが鳴って最初の攻防はヘッドロックからの腕の取り合い。何気ない動きにも長年積み上げてきたキャリアが説得力を加える。
渕から天龍にスイッチ。ドリーをロープに振って返ってくるところにダブルの正面エルボー。見ていて非常に懐かしい連携。そこから天龍は師匠への敬意を込めた逆水平から延髄斬り。さらには顔を張った!
怒りのドリーは片膝をつく独特のフォームから放つエルボースマッシュで反撃。西村にタッチ。
こちらも負けじとダブルの正面エルボーで流れを取り戻す。
場外に落ちた天龍をドリーと西村でエルボースマッシュの挟み撃ち。
再びリングインしたドリーは腕を固めてから河津落とし。実況の若林さんから思わず馬場さん鶴田さんと声が出る。
いい体勢のまま西村に替わると天龍にコブラツイスト。これを渕がカットに入るとドリーが阻止。そのスキに西村は卍固めを、ドリーはコブラツイストを。場内はこの光景に大歓声。
卍を振りほどいた天龍は西村にバックドロップ。代わった渕もさらにバックドロップで追い打ちをかける。
天龍はテキサスクローバーを久々の披露。だがドリーはエルボー一発で天龍を崩した。
攻防変わって天龍をツープラトン・ブレーンバスターからテキサスブロンコスープレックスを狙うが一度目は踏みとどまられる。だがエルボーで崩してからのリトライで見事成功。
そして伝家の宝刀・スピニング・トーホールドを狙って足を取るも、渕の抵抗に首固めに返される。
続けての仕掛けをカットしようとする天龍を西村がスピニング...いや、足4の字固めで動きを封じる。
 
最後はもちろんスピニング・トーホールド。
何回転も締め上げられて耐えきれずに渕がギブアップ。レフェリーがゴングを要請したが、その音はもはや大歓声で聞こえない。
そんな中、手を離してたたずむドリーの姿は何ともいえない格好良さ...

そして引退セレモニー。
ドリーからの挨拶(字幕)は以下のとおり。

皆さん 長い間のご声援 誠にありがとうございます
武藤敬司社長 パートナーの西村修 そして全日本プロレスの選手達
誠にありがとうございます
私は日本を愛しています
そしてあなた達プロレスファンの皆さんが大好きです
ありがとうございました

そして10カウントゴング。
悲しい音色の中、ファンからの熱い声援が途絶えない。