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2003年末にはてなダイアリーを始めて以来15年余 2019年にコチラに移転しました 

プロレス観戦@リビングアリーナ

GET SPORTS (8月12日)
8月12日G1クライマックス最終戦大会をニアライブでオンエア
まずは5選手が首位タイで並ぶ大混戦のBブロックの注目選手と星取りを紹介。
天山広吉ムーンサルトプレス中邑真輔
両者とも打撃による打ち合いを得意とするがここは武骨な天山に分があるか。
天山がアナコンダバイスで勝負を賭け中邑が立ち上がったところを叩きつけようとする瞬間に腕ひしぎに取ったが天山は顔面を何度も踏みつけて脱出した場面の凄みはG1の舞台ならではか。
中邑が満を持してニーアタックを狙うが天山は頭から突っ込み形勢逆転。
慌てた中邑が安易にナックルを放つと天山は頭突きで迎撃。
この隙を逃さずTTDからムーンサルトとたたみかけた天山がこの時点で勝ち点で並んだ。

後藤洋央紀(昇天・改)内藤哲也
右ヒザを痛めながらそれを感じさせない動きで試合に挑む内藤に対して後藤は持ち前の荒々しい攻めで対抗。
攻防の中から不意を突いて炸裂した頭突きで動きを止めた後藤が内藤の決勝進出を阻んだ。

オカダ・カズチカレインメーカー→片エビ固め)真壁刀義
勝ち点首位で並ぶ両雄。この勝者が決勝への切符を手にすることになる。
レインメーカーポーズで決めるオカダの前に不機嫌顔で真壁が立ちはだかった場面は両者の対比が光る名場面。
強烈なラリアートから高いジャーマンで追い込んだ真壁が追撃狙うところをオカダは高いドロップキックで形勢逆転。
ここを勝機とみたオカダは必殺のレインメーカーで一気に勝利を奪いBブロック首位を確定した。

矢野通(赤霧)丸藤正道
ノアからの刺客として決勝まで視野に見えてきた丸藤。
対する矢野は決勝の望みは断たれているが曲者だけに難敵。
普段なら丸藤のひらめきが相手を翻弄するが矢野独特の間の取り方にタイミングを外されている印象。
攻め込まれながらも好機を逃さず大技小技で逆転して丸藤を止めた矢野はしてやったりの表情。

永田裕志バックドロップホールド鈴木みのる
因縁のカードがG1の大舞台でまた実現。
鈴木のセコンドが余計な介入をするが腕殺しや張り手の打ち合いを気合いで圧倒した永田が白星を掴んだ。

カール・アンダーソン(ガンスタン→片エビ固め)棚橋弘至
点数と直接対決優先ルールからこの試合が優勝戦進出をかけた戦いに。
ゴング直後のコールは棚橋もだがそれ以上にアンダーソンに期待する声が聞こえるように思える。
棚橋は必殺ガンスタンだけは食らえないと多彩な手で封じにかかるが最後はスリングブレイドを切り返し文句なしの3カウント奪取。
シングルプレイヤーとして初の大舞台でアンダーソンが決勝に駒を進めた。

☆G1クライマックス決勝戦
オカダ・カズチカレインメーカー→片エビ固め)カール・アンダーソン

ともに190センチ級ながら動きの良さに定評ある両者による決勝戦
普段クールなオカダが序盤から余裕を捨てた表情で攻める姿が印象的。
オカダはコーナーのアンダーソンを高いドロップキックで叩き落とし、更にエプロンサイドに引き出してからのDDTで大ダメージを与える。
アンダーソンも顔面を捕らえるゼロ戦キックからパワーを生かした攻めで苦しめる。
コーナーの攻防を制したアンダーソンは雪崩式旋回ガンスタンからバーナードライバーで攻め込むが3カウント寸前で肩を上げる。
止まらないアンダーソンはガンスタンを狙うがオカダも必死の防御。
そこに一瞬できた隙を逃さずドロップキックを叩きこみツームストンからレインメーカーの必殺フルコースでついに3カウント。
オカダは初出場初優勝。そして最年少記録の更新も果たした。