☆ＷＢＣ世界Ｓフライ級選手権（２０日放送）
○川嶋勝重（判定）ラウル・フアレス（メキシコ）●（初防衛成功）
難攻不落の王者といわれた徳山を１ＲＫＯで下した川嶋が「獲るより難しい」初防衛戦をどう闘うかに注目が集まった。
序盤の２Ｒにクロスで、６・７Ｒにボディーでダウンを奪うものの、手数とインサイドワークを駆使するフアレスを完全に倒すまでには至らない。
最終ラウンドまで粘りこまれたが持ち味の攻めのボクシングで３度のダウンを奪った川嶋が大差の判定勝ちを収めた。
試合後のインタビューでは大橋会長譲りの自分への厳しさと謙虚なコメントで次回防衛戦への意気込みを表明。予定される相手はランク１位の無敗の選手なので王座陥落の危険もあるが、攻めの姿勢を失わない闘いに期待したい。
余談ですが、川嶋の顔ってスピードスケート→競輪の武田豊樹に似ている気がする（笑）
☆ＯＰＢＦフライ級選手権
○トラッシュ中沼（判定）小松則幸●（王座移動）
この階級における現在の日本最強を争うといっても過言でないこの対決。ダイジェスト扱いなのがもったいないほどの激戦の末に中沼が勝利を収める。
この勝利は単に世界戦に近づく以上の価値の高いものとなりそうです。
