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2003年末にはてなダイアリーを始めて以来15年余 2019年にコチラに移転しました 

プロレス観戦@リビングアリーナ

#プロレスリングノア中継(11月13日放送)
☆GHCヘビー級選手権
田上明(俺が田上)力皇猛
*タイトル移動
すでにベテランの域に入りながらも安定の波が大きいことで定評ある田上火山。だが今回は沈黙期間が長い上にファンの後押しがあるのでどれだけの噴火があるか期待される。対する王者・力皇は小橋・三沢・斎藤と上の世代を破ってきているのでここでもう一枚壁を破って時代を確立させたいところ。
試合は序盤からぶつかり合う展開に。両者とも体が大きく打たれ強いため消耗戦の様相を呈している。ただ相撲出身者によくある「倒されると間が空く」ところがやや目につくもそれが逆に観客の興奮をかき立てるというのがプロレスのおもしろいところ。
試合の鍵を握るのは両者の得意とする力技をいかに相手に決めるかというところで、無双とのど輪落としが中心となるも、田上は滅多に見せない引き出し(俺が田上・秩父セメントなど)を持っている分勝利を引き寄せたか?
試合後は会場総立ち・リングサイドにはファンがフェンスまで詰めて大声援で新王者を祝福。これからもう一花を咲かせるか期待したい。また、敗れた力皇もここで頭打ちになることなく世代交代の旗手として返り咲きを狙って欲しい。
☆GHCタッグ選手権
森嶋猛モハメド・ヨネ(バックドロップ)KENTA●&柴田勝頼
*タイトル防衛
この試合KENTAと柴田の初タッグに注目が集まるが、目立ったのは恵まれた体格を生かせるようになってきた森嶋の力感とヨネの打たれ強さ。対する挑戦者チームはキックの鋭さとスピード感は上回っていたものの相対的に軽さを感じてしまうのが苦しいところ。
むしろ丸藤・鈴木組に挑戦する方が試合やりやすかったのでは。
とはいえ、実戦では初めて組んだとは思えない連携を見せた挑戦者組はこれからどこまで伸びていくかが楽しみなので柴田をレギュラー参戦させてもっとチームとして組む機会を増やしていけばおもしろくなりそう。
試合のハイライトは合体ローリングサンダーから始まった終盤の畳みかけ。裏投げで軽々と投げ飛ばしラリアートで薙ぎ倒しバックドロップで叩きつける森嶋の大暴れで王者組が堂々の防衛。

☆GHCハードコア無差別級選手権
スコーピオ(450スプラッシュ)金丸義信
*タイトル防衛
引き分けがタイトル移動となるルールで放送は残り時間5分から。金丸は引き分け狙いをせずに体格差を克服せんと垂直ブレーンバスターやディープインパクトで切り崩しを狙うがスコーピオもはねかえす。
時間切れの予感が強くなってきた残り3分。スコーピオの出したラリアートで金丸は一回転。ここをチャンスとみて勝負をかけた450スプラッシュで逆転勝利を飾った。