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2003年末にはてなダイアリーを始めて以来15年余 2019年にコチラに移転しました 

【散散文文】私的な公営競技選手への敬意

ここで言う公営競技とは競馬(中央・地方)・競輪・競艇・オートで命を懸けて賞金を得るべく日々自分の道で闘っている選手・騎手を指します。
馬に、自転車に、モーターボートに、ブレーキのない大型バイクに乗って、より前に立つために危険と隣り合わせの見えない火花を散らす選手たち。
その闘い自体が非日常的であるが、そこに見ている方はお金を賭ける(その売り上げが廻って選手の賞金等になる)わけだが、その公営競技自体が底の見えない下げ潮傾向になって久しい。
具体的な数字は関係諸機関の公式資料に任せるとするが、中央競馬以外は賞金を下げてなんとか保たせているのが現状...
自分が言っても説得力ないのは承知ではあるのだが、そんな状況の中で日々の闘いに挑む選手たち・騎手たちには格の上下、そして勝ち負けを問わずに敬意を抱かずにはいられない。
 
それはもちろん外した時には文句のひとつも出るが、競輪で番手まくりの土台となった選手が大差で入線したのを、弱いから選手辞めろなどと言うことはできないし、競馬で勝手に穴期待した馬が歩くようにゴールしてもそれは狙いが悪かっただけ。
乗ったことのない外野は投票した時点で選手・騎手に委ねたのだから本当は文句言っちゃいけないよね。
 
そして、競技場というある程度安全の保証された場所とはいえ、全力で、それもわずかな間隔(時として接触)で駆け抜けるなんて凄いとしか表現できないし、事故が起きても翌日(騎手は当日の場合も)にはまた戦地に赴く精神力はただただ感心するのみです。
もちろん事故により負傷。あるいは最悪の場合まであるのだが...
 
それを考えると逆説的ながら、凡人で良かったと思う自分はダメ人間かもしれない(苦笑)
 
ここまで底の浅い偉そうなことを語ってきたが、公営競技に出向くのは売り上げに貢献しようなんて殊勝な考えなどなく、当てて増やして勝つ気マンマンなんだけど...ねぇ(苦笑)