まだブログを続けますよすよ

2003年末にはてなダイアリーを始めて以来15年余 2019年にコチラに移転しました 

プロレス観戦@リビングアリーナ番外編

週刊ゴング付録DVD
橋本真也(DDT)栗栖正伸
前々から企画されていたが、運命のいたずらで橋本追悼のような形で世に出ることになったこの試合。
このシリーズは後楽園ホール7連戦という前例のない興行で、橋本のシングル連戦と武藤&蝶野のタッグ連戦。そして最終日に三銃士揃い踏みという実験的なシリーズ。
そして栗栖はFMWで現役復帰後にアニマル浜口に誘われ当時のヒール軍団・ブロンドアウトローズに加入するも価値観の違いで別路線を歩み始めていた頃という背景があった。
会場の雰囲気は将来のエースと目されていた橋本に新日本草創期から道場で鍛えられた栗栖がプロレスの厳しさを叩き込むことを期待されていた節がある。
試合は栗栖の奇襲からはじまり試合全般を通して殴る蹴る頭突きイスとタフ比べという感じのゴツゴツした試合。この試合に技らしい技はほとんどなかったにもかかわらず場内の興奮は異質な熱さを放っていたのが印象的。
最後は当時の必殺技DDTとニールキックを立て続けに浴びせて実質ノックアウトといえる勝利。両者ともこの試合で痛手を負ってしまったがそれを感じさせなかったのは正直言葉で言い表せないすごみを感じました。